伸也に会いました。
自転車通学のはずの伸也が、駅にいる理由なんて…ただひとつ。
相変わらず、恋に生きる人だなぁ。
そう思った。
ちょっと強がって言ってみる。
幸せになってね。
きっと…いや、絶対。あたしより幸せにしてくれるはずだから。
いっぱいいっぱい傷つけた私は、最後だけ筋を通したの。
「待たないで。期待しないで」
やり直すつもりはないよ。
そうはっきり言い放つことが、私っていう悪魔から開放してあげられる手段だと思ったから。
思い出をありがとう。
彼といれば、堕天使くらいははい上がれる気がしたから。(堕天使は堕ちた天使であって這い上がった悪魔じゃないってつっこまないでくださいな)
頑張るよ。
大切にしたい人がいるんだもの。


