昨日見れなかったから、今日見ました。
月9、プロポーズ大作戦。
「過去を嘆くより、未来をどうするのか今考える」
そして行動する礼を見て、居た堪れない気持ちになっちゃった。
咲野―・・・初恋の人に連絡したばっかりだったの。
約、1年ぶり。
副会長さんにね、言ってもらったんだ。
「何でも話せたり、そんなに信用できる相手って大切だと思うよ。
だからいいんじゃないかなぁ」
何気なく携帯を手にとって、咲野の文字を見たの。
ずっとかけられなかった番号。
もう一度、好きになりそうで怖かった。また、依存しそうで怖かった。
副会長さんの言葉が頭をよぎったら、電話してた。
変わらない声で「卯響?」って。
すぐに私だった気付いてくれたの。
そこには、変わらないものがあったわ。
中学時代に戻ったみたいだったの。
電話を切る直前の咲野の言葉が頭について離れない。
「ねぇ、卯響。時々電話してもいい?
時々、無性に卯響に電話したくなるときがある。
いつもかけないまま終わっちゃうけど」
「なんか―・・・
卯響の時間もらっちゃのは悪いなーとか卯響忙しいかもとか考えちゃうんだよ」
私は、今までどれだけ咲野の時間を奪ってきたと思っているんだろうか。
コトあるごとに、咲野に相談してた。
何をするにしても、咲野に「いいんじゃない?」って言ってもらわなきゃ何ひとつ出来なかった。
どれだけ迷惑かけたのか、どれだけ世話になったのか・・・ことばでは表しきれないんだもの。
私が悩んでいることに気がついて、手を差し伸べてくれたのは咲野だけだった。
私が自殺を考えたとき、救ってくれたのは咲野だった。
受験が辛かったとき、傍に居てくれたのは咲野だった。
高校で落ちこぼれたとき、励ましてくれたのは咲野だった。
私が一生を捧げても、咲野から受けた恩は返しきれないと思ってるわ。
ねぇ、どうして電話してきてくれなかったの。
たとえその場すぐには出れなかったとしても、絶対あとから折り返しの電話を入れたわ。
私は、少しでも咲野の力になりたいの。
力になれないなら、私はどうしてあの時死なずに生きる道を選んだというの。
「卯響死んだら、泣くよ」
たったこれだけだったけれど、私には充分すぎたわ。
咲野のために生きると、自分自身に誓ったの。
わかってる。
咲野は簡単に自分から電話をかけるようなヤツじゃないわ。
いや、自分から動くようなヤツじゃないと言ったほうが正しいのかな。
いつもいつも、相談するのは私ばかり。
何も話してくれない咲野。
それがつらくて、もどかしかったわ。
だけどそういえば、そう伝えたとき咲野に言われてたっけ。
「卯響が相談してくれるとストレス解消になるからいいよ。
だから遠慮しないで相談して」
もうすっかり忘れてしまっていたけれど。
それ以来、咲野が頭から離れない。
私にとって、咲野以上に大切な人はいないし、必要な人もいない。
まるでそう思わされるかのよう。
大好き。
今でも、ずっと、誰よりも大切で、かけがえのない、代わりの無い存在なの。
恩人だけれど、友達でも恋人でもない。
誰よりも、近くにいて欲しい人であり、誰よりも近くにいたい人なの。
プロポーズ大作戦、あんな終わり方してほしくなかったわ。
もし、奇跡が起こるなら・・・もう一度やり直せるんじゃないか。
そんな夢を描いてしまうじゃない。


